脱毛について

MECHANISM ムダ毛の仕組み

1. Check.01

   毛周期

   体毛は、ある一定期間を過ぎると、自然にぬけていきます。しばらくすると、再び新しい毛が生まれ成長します。
   この新旧交代の繰り返しを毛周期と言います。
   完全脱毛を行う場合には、「成長期」「退行期」「休止期」を理解し、全体のバランスを保ちながら行う必要があります。
   また、表面に出ている毛は全体の毛の20%～30%に過ぎず、残りの70%～80%は待機している状況となります。
   そのため、表面に出ている毛を処理しても、次から次へと生えてくるため、処理しきる事ができず、かえってお肌を痛めるという悪循環となります。

2. Check.02

   毛の構造

   毛は、毛幹部と毛根部に分かれます。毛幹部は表面に出ている部分をいい、毛根部は皮膚内に埋没している部分のことをいいます。毛根の一番下の部分を毛球といい、毛を作る働きがあり、毛の成長に大切な役目を持っている毛乳頭を包んでいるのです。
   ですから、毛乳頭を処理すること、そして個人個人の毛量や体質に合わせて処理することが、確実で無駄のない脱毛法といえます。自己処理では不可能です。

3. Check.03

   ワキガ

   私達の体には、汗腺が２つあります。発汗をつかさどっているのがエクリン腺といって、毛穴とはまったく別のものです。
   もう1つのアポクリン腺は、毛包と出口を共にしていて、ここから出る汗は、全く私達の役に立たないアポクリン汗腺で、この汗のなかには脂肪酸やタンパク質が含まれています。それに細菌や表皮上のあか、皮脂腺からでるアブラなどが混ざり、分解され匂いが発生するのです。
   ワキガは遺伝に関係するといわれていますが、清潔にすることと、完全脱毛することによって抑えることが出来ます。

4. Check.04

   イングローヘアー（内部成長毛）

   毛というのは、途中で切れると、縮れる性質を持っています。そしてそのまま毛根のところで縮れた状態で戻ってしまい、次に成長してくる段階には、表皮に表れないため、皮膚の中で成長してしまいます。
   毛抜きで抜いたり、脱毛ワックスでの処理に多く、後の脱毛が困難になります。